今日は、19時から来年開業する先生との打ち合わせがありました。

平面図の最終チェックと、消毒、技工、印象の各コーナーと、PCカウンターなどの家具プランの立面の打ち合わせです。

前回の打ち合わせで、消毒コーナーを大幅に変更したのですが、設計士さんがそれを今回立面図に起こしていただけました。

消毒コーナーは、打ち合わせ時に最も時間がかかるところです。
何故なら、勤務医の先生自身がそこに立って仕事をする機会がほとんど無いので、どのようにすれば使い勝手が良く、仕事がしやすいかが分からないからです。

例えば、消毒コーナーのシンクは、向かって右側にあるのが使いやすいのです。
何故なら、シンクで洗ってから、超音波洗浄機で洗ったあと、オートクレーブに入れやすいからです。オートクレーブのドアは、全て左側に開くので、これが、逆だと・・・
ドアを一回飛び越して右側に回りこんで、オートクレーブに入れなければなりません。

更に欲を言えば、超音波洗浄機は、一段下げてキャビネットの天板と洗浄機の天板が同じ高さになるのが、器具を持ち上げなくて良く、使いやすいでしょう。
更に、滅菌パックを使用するか、しないかでも中の棚の作りが変わってきます。

滅菌消毒には流れがあります。その流れに沿って、使いやすいように設計することが大切ですね。

開業前には、何件も見学に行って、消毒コーナーを見られることをオススメします。
松井商会では、見学コースがありますので、是非お声をおかけください。